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産院で使用されている沐浴剤について

2016年05月18日
csij 【203. 市民研通信】

産院で使用されている沐浴剤について
~新生児の沐浴に関するアンケート調査 2016年4月~

能勢富美子
(きれいな水といのちを守る東日本連絡会代表)

PDFファイルはこちらから→csijnewsletter_035_nose_2016.pdf

私たちは有害な化学物質を使用しないように働きかけをし、排除することで小さないのちと水環境を守る活動を続けていくことを主旨とした「きれいな水といのちを守る東日本連絡会」という団体です。その活動の中で3年ほど前から総合病院・産婦人科・産院・助産院などに沐浴剤についてのアンケート調査のご協力をお願いしてきました。それは近年、赤ちゃんが出産の時に羊水からシャンプーの香りがするとか、母乳を分析したところ、人工香料の汚染が初めて確認されたり、母乳中に合成香料が検出されるなど、胎盤や授乳を介してこれらの物質が母子間移行するなど、乳児への化学物質の影響が懸念されるということがわかったからです。それと同時に生まれたての赤ちゃんが産院にいる間に合成洗剤の沐浴剤で洗われているという事態をつかむことができたため現状を把握し、今後の活動に活かしていきたいと思いました。

私の娘は長女を助産院で産みました。そこでは出産後お湯のみで洗ってもらえましたが、次女を出産する時は某共済病院にお世話になる必要があったので、生まれる前に沐浴剤は何を使っているのか看護婦さんにお聞きし、使用している洗剤を見せてもらいました。

洗剤の成分表をみて合成洗剤であることを確認し、赤ちゃんが生まれたら入院中はお湯か持参した無添加石けん(成分:98%以上)で洗ってくださいとお願いをしました。「そんなこと言われたのは初めてです。何か問題がありますか?」と言われましたが、次の日担当の小児科の先生から許可がおりこちらのお願いは受け入れてもらえました。

一般には赤ちゃんは入院中の一週間、合成洗剤の沐浴剤で洗い続けた上に退院祝いとして合成洗剤の品々をはじめ、たくさんのプレゼントが詰まった袋をもらいました。

もちろん娘は退院後、赤ちゃんは無添加の石けんとお湯で洗い育てています。自分で守らなければ安全安心な生活はできませんから......。

そこで私たちの団体ではこの話から沐浴剤についての質問事項を書いたアンケートを作成し、それぞれの範囲で直接産院を訪問したり知人に繋げてもらったり郵送でお願いすることにしました。

*資料①新生児の沐浴に関するアンケート調査にご協力のお願い
*資料②集会時などアンケートのお願い用紙を配布する。

とりあえず第1次アンケート調査の締切を決めて調査をスタートさせました。
その後再度アンケートの中身を見直し、文章を考え、調査を続けて行きたいと思います。
そしてこのアンケートの実態を知ってもらうことにしました。

その後、配布したアンケート数の約3分の1が戻ってきました。返答を見てみますとお湯だけで洗っている所もあり、無添加の石けんで洗っている産院もありました。生まれたての赤ちゃんの肌に、有害な沐浴剤を使う必要はありません。新生児の肌を守って感染防御をしてくれる常在菌を出生時赤ちゃんは持っていないのですが、分娩時から母親と接触したうえで正常常在菌が早期に定着します。

有害な化学物質を使用している合成洗剤で新生児の沐浴を行うと肌を守っている常在菌を殺してしまいます。沐浴はお湯だけでも充分です。無添加のせっけんを使うことは良いと思います。これからお産をする予定のある方は産院に合成洗剤の沐浴剤を使わないでお湯か無添加石けんで洗ってくださいと希望を言うべきです。 そしてご自分で無添加石けん(成分:石けん分98%以上)を持参するのも良いのかと思います。それが一番早いやり方だと思います。このアンケート調査はこれからも啓蒙活動の一つとしていろんな形で続けていきたいと思っています。そこで集会があるごとにこのアンケートの中間報告などを配布してきました。......

*資料③④回答報告&挨拶文

【続きは上記PDFファイルにてお読みください】

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