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林真理さんと考える 市民は技術発展のための実験台なのだろうか?

2016年03月16日
csij 【203. 市民研通信】

市民科学講座Bコース第3回(2015年8月21日)@光塾

林真理さんと考える
市民は技術発展のための実験台なのだろうか?

pdfはこちらから→csijnewsletter_034_mhayashi_20160316.pdf


上田:
 市民科学講座のBコース、今日は3回目ということで林真理さんに来ていただいて、ちょっと変わったお話と言いますか、生命倫理の話ということになるんでしょうかね、科学技術全般に通じるお話を1時間ばかりお願いしたいと思います。私は林さんとは10年位前に知り合いになり、最初に書かれた本をじっくり読ませていただいて、それ以来何かお話をする機会があるといいなあという思いはありつつ、林さんの仕事を追っていくと結構いろいろなことに手を出されていて、ある時はメディア言説関係のこと、それからある時は割と先端的な、例えば、人工知能、人工生命などのお話をされていたり、非常にいろいろ探っておられるな、という感じはあったんですけど、今日お話しになるのは多分そういう経験を林さんなりの角度からまとめられた話ではないかな、という気がするので楽しみにしております。

自己紹介から

林:
 自己紹介からさせていただきます。もともと科学史、とくに生物学の歴史を最初に勉強しました。スライドの1番左側の本『生命科学の近現代史』は、その分野の教科書のような本で、2002年に共著で書いた本です。それから、生物学とか生命科学の歴史を見ていくと、当然現代のこととつながっていて、これからどんな発展をするのが良いのか、人間にとってその発展がいいことなのか、という倫理や社会の問題とつながってきますが、そういうことを書いたのが中央の『操作される生命』という本です。上田さんがさっき読んでくれたと言われた本は、たぶんこれだと思います。その後は、工学院大学というところに勤めていて、ここは工科系の大学で、科学と社会について考える人間にとっては実際に研究が行われる現場なので、色々刺激を受けながら研究を進めていきたいなと思ってきました。右側の『技術者の倫理』というタイトルの本が、今の職場で、いろいろな社会的事情にも巻き込まれながら、大学教育の中でこういった教育が必要なのではないかという流れの中で、協力して作った本になります。


【続きは上記PDFファイルにてお読みください】

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