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塩の魅力にとりつかれて

2015年08月04日
csij 【203. 市民研通信】

塩の魅力にとりつかれて

田中園子(solco代表、ソルトコーディネーター)

PDFファイルはこちらから→csijnewsletter_031_tanaka_20150715.pdf

こんなに塩に個性があるなんて! 見た目の色、形、大きさ、香り、もちろん味。塩は白いしょっぱい粉、と思っていたら大間違い。実に様々な個性があることに気づいたのは、2013年夏。宮城県石巻に旅行で訪れた際に、お土産屋さんで見つけた『伊達の旨塩』を試食し、なんて旨みがある塩なのだろうと感動して購入。自宅に戻って、家にある塩をすべて引っ張り出してみたところ、個性的な20種類以上の塩が目の前に。その時に思ったのが冒頭の感嘆の言葉だ。

理系の学問で勉強し、製薬会社で開発職をしていた私がなぜ塩にハマっていったのか、塩の魅力とは何か、そして塩の専門店solcoを開店したこと、これからsolcoで伝えていきたいことなどをお話する。

観察眼

小さいときから、物をじっと観察するのが好きだった。特に生き物。蟻の行列、雨上がりの蜘蛛の巣、しゃくとり虫が葉を食べる仕草、川で泳ぐ魚の群れ。とにかく自然や生き物をじーっと、ずーっと眺めていられる。時間が経つのを忘れるくらい。

一方で、料理が大好きだった。特にケーキ作りは、自分で材料の配合を考えて食感を変えたりして楽しんでいた。そう、実験のように。

そんな私が大学では理系の学問を勉強するのは自然の流れだった。特に有機化学の実験は得意ではなかったけれど、ワクワクしながら実験をしたのを覚えている。

いずれは、大好きな食の分野で、実験のように食材を組み合わせたり、配合を考えたりできる商品開発の仕事がしたい、そう思うようになっていた。

【続きは上記PDFファイルでお読み下さい】

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